【商品説明】 内容紹介カントに至る近代道徳哲学の流れはどのようなものであったか。本書は、主意主義、主知主義、合理主義から理神論や懐疑論、無神論までの多様なスペクトルからなるモンテスキュー以後の道徳思想の流れを詳細に後づけ、カントによる「自律」としての道徳観の創成を解明すべく近代の道徳思想史を網羅的に分析し、考察した記念碑的著作。著者について(Jerome B. Schneewind)1930年生まれ。プリンストン大学にて博士号取得。その後、シカゴ大学哲学部をはじめ、哲学の専門家として、イエール、プリンストン、ピッツバーグ大などを経て、ジョンズ・ホプキンス大学教授。現在は同大学名誉教授、アメリカ学士院会員。現代のアメリカを代表する哲学史、思想史研究のリーダーのひとり。主な著書として、本書のほかに、Backgrounds of English Victorian Literature(New York: Random House, 1970), Sidgwicks thics and Victorian Moral Philosophy(Oxford: Clarendon Press, 1977)、そのほか編著も多数ある。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。専攻:社会思想史・経済思想史・経済哲学。主要業績:著書『アメリカ革命の群像』(名古屋大学出版会、2011年)、『社会の学問の革新』(ナカニシヤ出版、2002年)、『啓蒙と改革』(名古屋大学出版会、1999年)、『スコットランド啓蒙思想史研究』(名古屋大学出版会、1991年)。編著『啓蒙のエピステーメーと経済学の生誕』(京都大学学術出版会、2008年)。単独訳、ヒューム『政治論集』(京都大学学術出版会、2010年)、A. O. ハーシュマン『方法としての自己破壊』(法政大学出版局、2004年)、共訳、ハチスン『道徳哲学序説』(京都大学出版会、2009年)、J. G. A. ポーコック『マキァヴェリアン・モーメント』(名古屋大学出版会、2008年)、その他。京都大学大学院経済学研究科単位取得後、光華大学講師などを経て、現在、公認会計士。専攻:社会思想史・経済思想史。主要業績:「フランソワ・ギゾーとフランス自由主義」(京都大学修士論文、2000年)。論文「ルソーと共和主義」田中秀夫・山脇直司編『共和主義の思想空間』(名古屋大学出版会、2006年、所収)。共訳、イシュトファン・ホント『貿易の嫉妬』(昭和堂、2009年)、ライオネル・ロビンズ『一経済学者者の自伝』(ミネルヴァ書房、2009年)、その他。